和歌山県教職員組合って?
子どもも教職員も元気な学校にしたい!
和歌山県教職員組合(和教組)は、1946年に誕生した小学校、中学校、障害児学校などで働く教職員の労働組合(職員団体)です。教職員の労働条件の改善だけでなく、子どもたちの教育環境の改善や、教育研究などにも取り組み、子どもも教職員も元気な学校を目指しています。
教職員の労働条件の改善
教職員が元気に働くことは、学校教育をすすめる上で大切なことです。教職員組合は、教育委員会と交渉し、教職員の労働条件の改善に努めています。育児休暇や介護休暇も、そうした運動の中で勝ち取ってきた権利です。今、いちばん重要な課題は多忙の改善です。給特法等の改定法案が国会に提出されており、全国の仲間とともに「これではがっこうがもたない!」と運動を広げています。子どもたちの前に元気な姿で立てるよう、力を合わせて取り組んでいます!
子どもたちの教育環境の改善
教育予算を増やして、教職員の配置や学校施設・設備などを拡充してほしい…そのために、全国の仲間とともに署名などに取り組んだり、県教育委員会や市町村教育委員会と交渉したりしています。
2021年、小学校全学年を35人学級とする法改正が行われました。全学年での改善は40年ぶりのことで、署名などみなさんのご支援ご協力のおかげと感謝しています。しかし中学校での実施などさらなる改善が必要で、引き続き運動を進めていきます。
また、「子どもの貧困」も重大な課題です。和歌山県では県内の全ての市町村で給食費の無償化がじつげんしましたが、引き続き就学援助制度の拡充や子どもの医療費の無償化を求めて活動しています。
教育研究ってどんなことをしているの?
教職員組合の教育研究は、お互いに取り組んだ授業の実践報告が中心です。一年に一度、県内の教職員が集まって「教育研究集会」を開き、教科や課題別など20を超える分科会に分かれて報告をもとに協議をしています。
県内に8つある支部でも、年間を通じて「講座」などに取り組んでいます。和教組とともに活動している「和歌山県国民教育研究所」が発行する『わかやまの子どもと教育』も県内で唯一の教育雑誌として、情報発信に努めています。
「いい先生になりたい!」の声に応えられる組合となるよう、毎日がんばっています!
やっぱり平和がいい!
和教組には「教え子を再び戦場に送るな!」というスローガンがあります。誤った教育によって戦争に加担してしまったこと、教え子を戦場に送り出してしまったことへの深い反省の中から生まれた言葉です。同時に戦争に対する強い怒りの言葉でもあります。
子どもたちのためにも、毎日の教育活動のためにも、やっぱり平和であってほしい。その願いのために、和教組は平和や民主主義を守る取り組みも大事にしています。
アクセス
※ホテルアバローム紀の国の前の道路を南に進んでください。「和歌山県自治会館」の裏手になります。
和歌山駅から
南海和歌山バス 2番乗場から「新和歌浦行き」「海南駅前行き」などで「県庁前」バス停下車(徒歩5分)
和歌山市駅から
南海和歌山バスから「新和歌浦行き」「海南駅前行き」などで「県庁前」バス停下車(徒歩5分)
〒640-8269 和歌山市小松原通3-20 教育会館内073-423-2261
お問い合わせ