第1次安倍政権が自由競争と効率化を求める新自由主義に基づき、全国学力テストを復活させて以降、全国で順位競争が激化しました。過去問の実施など、事前のテスト対策が横行する中で、文科省さえも「調査により測定できるのは学力の特定の一部分である」「序列化や過度な競争が生じないように」と注意を促すようになりました。しかし、県教委は競争にのめり込み、全国学テの順位を上げることに執着しています。

こうした順位競争が、学校教育を歪めています。学力テストの順位を上げるためではなく、子どもたちの人格形成をめざす教育を求めていきましょう。

学力テストについてご意見をお聞かせください 

4月17日、今年も全国学力テストが行われます。全国知事会が結果公表のあり方について意見を出し、文科省が見直しを検討したり、県教委が今年度から中学校の学力テストを中止したりするなど、新たな動きが起こっています。

和教組では、テスト当日やその前後の子どもたちの様子、みなさんのご意見などを集約し、今後の運動に生かしたいと考えています。ぜひご協力をお願いします。 (2025.4)

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和歌山県学習到達度調査におけるアンケートについて (2024)

英検、中3生県学テ2回目の実施を明言せず! 2023年度研修問題等交渉

2024年2月8日に県教委と研修問題や県学力テスト、英検の問題について交渉しました。中3生全員への英検の強制受験については、これまでも「希望者のみとせよ」と要求してきましたが、県教委は例年と違って「予算要求中」と言葉を濁し、実施を明言しませんでした。

県学力テストは全国学力テストと重複し、負担軽減の観点から中止する県もあり、和歌山でも中止を求めています。特に12月に行う中3生の2回目のテストが、他のテストと時期的に重なり、子どもたちの負担になっているため、中止を求めてきました。県教委はこれについても「実施」を明言しませんでした。

免許更新制廃止にともない導入された「新たな研修制度」についても交渉しました。(2024.2)

詳細は下記からニュースをダウンロードして下さい

“2023年度 研修問題等交渉” をダウンロード 速報(研修問題交渉24).pdf – 4 回のダウンロード – 356 KB

県教委、中学校の県学力テストの2回実施を計画

この問題について、和教組は申し入れを行いました。(2023.2)

詳しくは下からダウンロードしてください。

“県学力テスト2回実施” をダウンロード 2022.3.23速報(県学テ2回).pdf – 2 回のダウンロード – 205 KB